Clara Whitmore · 更新日 2026年10月7日

比較

Campaign Monitor と Mailchimp の比較:プラン、料金、送信上限、向く人

Campaign Monitor は 500 連絡先・年払い表示で月 $11.70 から、Mailchimp の Standard は月 $20 から無料プランもあります。プラン、送信上限、チーム運用の違いを 2026 年 10 月の料金ページで整理します。

結論:デザインと承認の流れを重視するなら Campaign Monitor、無料で始めたいなら Mailchimp

メールの組み立てと承認の流れを重視するチームには、Campaign Monitor が合います。料金ページには、全プランで複数ユーザーが使えること、代理店向けのサブアカウントやプライベートラベルの欄があることが載っています。無料で始めたい人や、最初の有料プランを安く済ませたい人には、Mailchimp が合います。年払いの切り替えを入れ、連絡先を 0〜500 人に合わせたとき、Campaign Monitor の料金ページには、Lite が月 $11.70、Essentials が月 $27.90、Premier が月 $153.90 と表示されます。Mailchimp の料金ページでは、Standard が 500 連絡先で月 $20 から、Free は連絡先 250 人・月 500 通までです。

2 つの価格表は、同じ条件ではありません。Campaign Monitor の金額には、年払いの 10% 割引がすでに含まれ、Lite の送信は連絡先 1 人あたり月 5 通までです。Mailchimp の Standard は 12 通までです。料金は 2026 年 10 月 7 日の確認です。

プランと上限を並べる

項目 Campaign Monitor Mailchimp
プランの種類 Lite、Essentials、Premier。別に、個別見積もりの Enterprise Free、Essentials、Standard、Premium
無料の選択肢 継続的な無料プランはなし。30 日間の試用(500 連絡先、500 通まで) Free は 1 席、1 オーディエンス、250 連絡先まで、月 500 通(1 日 250 通)。Standard の 14 日間の試用もある
最小の帯での価格 Lite $11.70、Essentials $27.90、Premier $153.90(月額、年払い表示、0〜500 連絡先) Essentials が月 $13、Standard が月 $20、Premium が月 $350(0〜500 連絡先の初期表示)
価格の前提 年払いの 10% 割引が、各金額に含まれる ページを取得した時点で、最初の 12 か月が半額になる表示が出ていた
月の送信上限 Lite は連絡先数の 5 倍(500 連絡先で 2,500 通)。Essentials と Premier は無制限 Essentials は 10 倍、Standard は 12 倍(500 連絡先で 6,000 通)、Premium は 15 倍
ユーザー数 全プランで複数ユーザー。権限と 2 要素認証も全プランに記載 Essentials が 3 席、Standard が 5 席、Premium は無制限
自動化 Lite から自動配信とドリップキャンペーン。Lite の自動配信は送信量に数える。Essentials は自動配信が無制限 Essentials は 1 つのフローが最大 4 ステップ。Standard と Premium は 1 つのフローが最大 200 ステップで、複数の分岐が使える
自分で書いた HTML のテンプレート Lite から、HTML のメールを取り込める Essentials は作成のみで、送るには上のプランが必要。Standard と Premium は作成も送信もできる
サポート 全プランで 24 時間対応の AI サポート。Essentials は優先サポート、Premier は電話を含む Essentials と Standard は 24 時間 365 日のメールとチャット。Premium は優先サポートと、営業時間内の電話(英語)
連携 250 以上(Salesforce、WordPress、Google Analytics など) 300 以上(Shopify、WooCommerce、Canva、Zapier、Square、Wix など)

出典:Campaign Monitor の料金ページ、Mailchimp の料金ページ(2026 年 10 月 7 日閲覧)。Campaign Monitor は、500 連絡先を超える帯をドロップダウンで選ぶ形で、今回は 0〜500 連絡先の帯だけを読み取りました。このページの Campaign Monitor の金額は、すべて 500 連絡先・年払いの値です。

Campaign Monitor の料金ページ(2026年10月撮影)
Campaign Monitor pricing page as of 2026-10-07. Source: campaignmonitor.com/pricing
Mailchimp の料金ページ(2026年10月撮影)
Mailchimp pricing page as of 2026-10-07. Source: mailchimp.com/pricing

500 連絡先の 12 か月の費用

500 連絡先は、両社が公開価格で示している共通の規模なので、いちばん公平に比べられます。Campaign Monitor の月額は年払いの値、Mailchimp の $20 は Standard の通常料金です。

プラン 月額 12 か月 500 連絡先での月の送信上限
Campaign Monitor Lite $11.70 $140.40 2,500 通
Campaign Monitor Essentials $27.90 $334.80 無制限
Campaign Monitor Premier $153.90 $1,846.80 無制限
Mailchimp Free(250 連絡先まで) $0 $0 500 通、1 日 250 通まで
Mailchimp Standard $20 $240 6,000 通

金額だけを見ると、年 $140.40 と $240 の差は $99.60 で、前者が安く見えます。ただし、前者には送信上限があります。週 1 回のニュースレターは年 52 回、月に約 4.3 回で、500 人に送ると約 2,170 通になり、2,500 通の枠に収まります。週 2 回に増やすと、同じリストで月約 4,330 通が必要になり、枠を超えます。1 段上のプランに上げる費用は月 $16.20($27.90 − $11.70)、年 $194.40 で、年額は $334.80 になり、$240 を上回ります。

つまり、週 2 回以上の配信では、1 段上のプランが、もう一方の標準的な有料プランの比較相手になります。

Mailchimp の Standard の 6,000 通は、500 連絡先の場合、1 人あたり月 12 通で、週に約 2.8 通に当たります。Free は、250 連絡先に月 2 回送ると、ちょうど 500 通になり、月の枠をすべて使います。

連絡先が増えると、料金はどう動くか

Mailchimp は、帯ごとの Standard の価格を公開しているので、成長したときの費用を見通せます。Campaign Monitor は 500 連絡先を超える帯がドロップダウンの先にあり、今回は読み取っていません。自分の連絡先数を料金ページで選び、3 つのプランの金額を確かめてください。Mailchimp の側は次のとおりです。

連絡先の帯 Standard の月額 12 か月 月の送信上限(帯の上限の 12 倍) 最初の 12 か月の割引表示
500 人 $20 $240 6,000 通 —
2,501〜5,000 人 $100 $1,200 60,000 通 月 $50
5,001〜10,000 人 $135 $1,620 120,000 通 月 $67.50
10,001〜15,000 人 $230 $2,760 180,000 通 月 $115
20,001〜25,000 人 $310 $3,720 300,000 通 月 $155

注目するのは、入り口の $20 ではなく、500 連絡先の帯から 2,501〜5,000 人の帯に上がるときの、$20 から $100 への段差です。割引表示は最初の 12 か月だけなので、13 か月目からは、通常料金の列で予算を組んでください。

送信量の面では、5,000 連絡先に毎日送ると月 150,000 通(5,000 × 30)が必要で、この帯の上限を 90,000 通上回ります。上位プランで無制限と表示されているサービスなら、通数は制約になりません。上限のある下位プランでは、同じ 5,000 連絡先で上限は 25,000 通(5 × 5,000)です。

連絡先数ごとの月の送信上限

連絡先の帯の上限 Campaign Monitor Lite(5 倍) Mailchimp Essentials(10 倍) Mailchimp Standard(12 倍) Mailchimp Premium(15 倍)
500 人 2,500 通 5,000 通 6,000 通 7,500 通
5,000 人 25,000 通 50,000 通 60,000 通 75,000 通
10,000 人 50,000 通 100,000 通 120,000 通 150,000 通

上限を超えたとき

対応は、両社で違います。Mailchimp の Free は、連絡先かメールの上限を超えると、送信が止まると書かれています。有料プランは、送信を止めず、超過分を請求する仕組みで、料率は追加料金のヘルプページで説明されています(今回は読んでいません)。月に 1 人あたり 12 通を超える配信を計画する前に、そのページを確認してください。Campaign Monitor は、上限を超えるか、リストが増えた場合、通知をして、プランを上げるか、追加分を支払うかを選ばせると説明しています。上限があるのは Lite だけなので、実際に選ぶ場面は、Lite のアカウントで来ます。上に行く道は Essentials です。

自動化:どこで線が引かれるか

やりたいこと Campaign Monitor Mailchimp
登録後の歓迎メールを 3 通 Lite で可能。ただし送信量の枠に数えられる Essentials で可能(4 ステップ以内)
クリックで分岐する連続配信 Essentials で自動配信が無制限 Standard 以上で、複数の分岐が使える
5 通以上のオンボーディング Essentials(上限なし) Essentials の 4 ステップを超えるため、Standard が必要
自動化の上限 Lite は送信上限、Essentials 以上は制限なしと表示 Standard と Premium は同じ(1 フロー最大 200 ステップ)

Campaign Monitor の Lite は、ドリップキャンペーン、自動配信、あらかじめ用意された自動化の流れ(プリビルト・ジャーニー)、トランザクションメールを含みますが、Lite の自動配信は、月の送信上限に数えられると料金ページに書かれています。500 連絡先なら、2,500 通がその上限です。毎月 100 人が新規登録して、3 通の歓迎メールを受け取るなら、300 通を使うので、小さなリストでは、自動化よりも、ニュースレター本体が枠を使います。

Mailchimp は、フローの長さで線を引きます。Essentials は 1 つのフローが最大 4 ステップ、Standard と Premium は最大 200 ステップで、複数の分岐も使えます。4 通のオンボーディングは Essentials に収まりますが、5 通目や分岐を加えるなら、Standard(月 $20 から)に移ります。Standard と Premium は同じフローの上限なので、Premium の追加費用は、席数、サポート、送信上限に向かい、自動化の容量には向きません。

編集画面、テンプレート、送る前の確認

Campaign Monitor の料金ページには、ドラッグ・アンド・ドロップのビルダー、100 種類以上のレスポンシブなテンプレート、自分で書いた HTML の取り込み、URL からロゴと色を取り込む「ブランドテンプレート」が、Lite から使える基本機能として載っています。送る前の確認の道具は、上のプランにあります。受信トレイのプレビューは Essentials、デザインと迷惑メールフィルターのテスト、リンクの確認は、高度な機能の一覧に載っています。Premier は、メールの区画ロック(誰がテンプレートのどの部分を編集できるかを決める機能)、チーム向けのテンプレート管理が加わります。デザイナーが枠を作り、ほかの人が文章を入れる、代理店やブランドチームの運用に向いた構成です。

Mailchimp の線引きは、もっと狭く、自分で書いた HTML のテンプレートにあります。Essentials は作成できますが、送るには上のプランが必要で、Standard と Premium は作成も送信もできます。デザイナーが HTML を納品する場合、実際に送れる最初のプランは Standard です。Campaign Monitor は、Lite から取り込みを使える、と料金ページに書いています。

席数、代理店、サポート

項目 Campaign Monitor Mailchimp
ユーザーの数 全プランで複数ユーザー 3 席、5 席、無制限(Essentials、Standard、Premium)。Free は 1 席
オーディエンス(リストの束)の数 料金ページに上限の記載なし 3、5、無制限。Free は 1 つ
役割と権限 全プランに、権限の設定と 2 要素認証 Essentials は 2 つの役割、Standard は 4 つ、Premium は 5 つ
代理店向け サブアカウント、プライベートラベル、マークアップ、テンプレートの共有の欄がある 同様の欄は料金ページで見つからない
電話サポート Premier(500 連絡先で月 $153.90) Premium。営業時間内で英語のみ
移行の手助け 今回は確認していません Premium に、営業を通じた移行サービスの案内がある

チーム運用では、席数の差が最も大きく効きます。Mailchimp の Audiences は、連絡先の数え方にも影響します。同じ人が複数のオーディエンスに入っていると、プランの連絡先数に、その数だけ数えられると、公式ページが説明しています。ブランドごとにリストを分ける会社は、人数が思ったより早く増えます。Campaign Monitor は、席数の上限が料金ページに見当たりません。

無料プランか、無料の試用か

Mailchimp の Free は、期間の制限はありませんが、上限が厳しく、250 連絡先、月 500 通、1 日 250 通、1 オーディエンス、1 席までです。Campaign Monitor は、無料プランの代わりに、30 日間の試用があり、500 連絡先、500 通までです。2 つの数字は連動します。500 人のリスト全員に 1 通送ると、試用の枠をすべて使います。30 日で複数回の配信を試したいなら、50〜100 人の一部の読者に送って確認してください。

3 つのチームで考える

例 1:雑貨店のニュースレター(連絡先 400 人、週 1 回、担当 1 人)

  • Mailchimp の Free は連絡先 250 人まで。400 人では足りず、Standard の月 $20(500 連絡先の帯)が出発点になる。
  • Campaign Monitor の Lite は月 $11.70(年払い)。週 1 回なら月約 1,730 通(400 × 4.33)で、2,500 通の枠に収まる。
  • 判断:週 1 回までなら、Lite が安い。週 2 回に増やす予定があるなら、Essentials(月 $27.90)との比較になる。

例 2:5 社のクライアントを抱える制作会社(担当者 4 人)

  • Campaign Monitor は、複数ユーザーが全プランにあり、サブアカウントとプライベートラベルの欄が料金ページにある。
  • Mailchimp は、Standard が 5 席・5 オーディエンスまで。クライアントが 6 社、担当者が 6 人なら、Premium が必要になる。
  • 判断:サブアカウントで案件を分けたいなら、Campaign Monitor が先に候補になる。

例 3:8 人のマーケティングチーム(連絡先 12,000 人、自動化を多用)

  • Mailchimp は、10,001〜15,000 人の帯で Standard が月 $230。席は 5 までなので、8 人なら Premium が必要。
  • Campaign Monitor の 12,000 連絡先の金額は、今回読み取っていない。ドロップダウンで確認する。
  • 判断:席数と自動化の量が先に決まるチームでは、金額の比較の前に、Standard の席の上限を確認する。

どちらを選ぶか

Campaign Monitor が向いているケース

  • 5 人を超えるチームや、複数のブランド・クライアントに、それぞれログインが必要。Premier には区画ロックがある。
  • 代理店で、サブアカウント、プライベートラベル、クライアント向けの運用を 1 つの管理アカウントから行いたい。
  • 500 人のリストに週 1 回を超えて送る。上限を数えるより、Essentials の月 $27.90 で無制限にしたい。
  • デザイナーが納品する HTML を、入り口のプランから使いたい。

Mailchimp が向いているケース

  • リストが 250 人未満で、月 2 回ほどの配信なら、Free で費用がかからない。
  • 自分で書いた HTML の送信と、長いフローの作成を、いちばん安く使いたい。Standard が月 $20 から。
  • Shopify、WooCommerce、Canva、Square、Wix など、連携の一覧にあるサービスを使っている。
  • 5 席と 5 オーディエンスで足りるチーム。

どちらも、製品の中の行動(トライアルの終了、プランの変更など)をきっかけにしたメールには向いていません。その用途には、別の種類のツールが必要です。サービスを選ぶ全体像はメールブロードキャスト入門、候補を広げるならMailchimp の代替サービスとCampaign Monitor の代替サービスを、ニュースレター向けの比較ならButtondown と beehiivを参照してください。

乗り換えるとき

移すもの 移るか 確認すること
連絡先 CSV で移る オーディエンスごとに書き出し、1 つのファイルにまとめて重複を除く。読み込んだ人数で、課金の帯が決まる
HTML のテンプレート 取り込める Campaign Monitor は Lite から。Mailchimp は Standard 以上で送信まで可能
自動化 移らない 手で作り直す。Campaign Monitor の Lite では送信上限に数えられる
配信停止・苦情・バウンス 書き出しが必要 これを移さないと、停止した人に送る危険がある
送信ドメインの認証 移らない 新しいアカウントで、最初の本番配信の前に SPF・DKIM を設定する。手順は到達率のガイドを参照

Mailchimp から Campaign Monitor への移行は、試用の上限が 500 連絡先なので、リストの一部で試してから、有料の帯を選んで全体を読み込みます。逆の場合は、失うものを数えてください。Campaign Monitor の複数ユーザーと代理店向けのサブアカウントに、Mailchimp の低いプランでは対応するものがありません。Standard は 5 席・5 オーディエンスで止まるので、6 人以上のチームや、クライアントごとのアカウントを使うなら、Premium が必要です。どちらの方向でも、新しいアカウントで 1〜2 回配信して結果を比べるあいだは、元のアカウントを残しておくと安心です。

よくある質問

Campaign Monitor は Mailchimp より安いですか。

最小の帯では、Campaign Monitor の Lite(年払いで月 $11.70)が、Mailchimp の Standard(月 $20)より安く見えます。ただし、Lite の上限は 500 連絡先で月 2,500 通、Mailchimp は 6,000 通です。Campaign Monitor の Essentials(月 $27.90)は、Standard より高く、送信上限はありません。500 連絡先を超える帯は、Mailchimp の価格だけが公開されているため、Campaign Monitor は、ドロップダウンで自分の人数を選んで確認してください。

Campaign Monitor に無料プランはありますか。

ありません。30 日間の試用が、500 連絡先、500 通までで用意されています。Mailchimp の Free は期限がなく、250 連絡先、月 500 通までで、上限を超えると送信が止まります。

自動化が強いのは、どちらですか。

料金ページの上では、Mailchimp の Standard が月 $20 から、1 フロー最大 200 ステップ、複数の分岐を使えます。Essentials は 1 フロー 4 ステップまでです。Campaign Monitor は、Essentials の自動配信が無制限で、Lite では送信上限に数えられます。分岐の数と、自動化が追加する送信数の両方で、選んでください。

クライアントのアカウントを管理する代理店には、どちらが向きますか。

料金ページの記載で比べると、Campaign Monitor です。サブアカウント、プライベートラベル、マークアップ、テンプレートの共有の欄があり、全プランで複数ユーザーが使えます。Mailchimp は、席数がプランで 3、5、無制限と決まっており、同様の欄は見つかりませんでした。

自分で書いた HTML は、どちらでも送れますか。

送れますが、使えるプランが違います。Campaign Monitor は、基本機能にカスタムのコードテンプレートがあり、Lite から取り込めます。Mailchimp は、Essentials で作成できても、送るには Standard か Premium が必要です。

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